推しが、ゴールデンタイムの連ドラに主演するということ。
私は今、ものすごく、ものすごく幸せです。
それは何故か。
一言でまとめると、推しがゴールデンタイムの連続ドラマで主演をしているから。
※中島健人さん主演「彼女はキレイだった」のお話です。(菊池風磨さん主演「イタイケに恋して」ももちろんですが、今回は一旦かのきれについてのお話を。)
この嬉しさは、ちょっとやそっとじゃとてもじゃないけど、言い表せない。でもそれは、決して私が健人担だからではありません。どのメンバーであっても、どんな形であれ、きっと私はその喜びを表現してる。
それぐらい、Sexy Loversとして、Sexy Zoneのメンバーがゴールデンタイム連ドラ主演という立場を担っているということが、この上なく嬉しいのです。
じゃあ、それ以上何を思うことがあるのか。
今回は、この"ただの嬉しいには止まらない感情"についてお話したい思ってますので、お時間ある方は良ければお付き合いいただけると嬉しいです。
はじめに
セクシーたちがドラマに出ることは、本当に嬉しい。
それが主演なら喜びのあまり空も飛べちゃうぐらいだし、主演じゃなくたって、どんなに端役だって、単発ゲストだっていい。時間帯だって、ゴールデンだろうが深夜だろうが、昼ドラだろうが大歓迎。どんなドラマにどのメンバーが決まっても、喜びの大きさは変わらない。
それはもちろん大前提としてある。
だけれども、ゴールデンタイムのドラマは、文字通りゴールデンで、そもそもの視聴者の母数が全然違うから、その分当然話題への上り方も全然違う。良くも悪くも。
そんな誰もが目にする時間の連ドラ、そして更にその主演。それってやっぱりある種特別なことなんだ。
とひしひしと感じました。
あの球体から、全てが始まった
事の始まりは、忘れもしない2021年5月14日。
Johnny's webのブログ"KenTeaTime"に、高層ビルの窓から、夕暮れに浮かぶお馴染みの某テレビ局の球体の写真と共に、「綺麗な景色。」(うろ覚えですが)とアップした翌日に、彼女はキレイだったのプレスが発表されました。
これはもう完全に、"匂わせ"というより"嗅がされ"でしかなくて、あまりに強烈なネタばらしっぷりに思わず笑ってしまったけども、兎にも角にもケンティーにドラマが決まったことが、本当に嬉しかった。
セクゾを好きになってから初めて決まった、メンバーのドラマ。こちらの気合い(何の?)も充分でした。
そうして決まったドラマは、大人気韓国ドラマのリメイク。
私はK-POPカルチャーには全く影響されてない人間なので、ドラマ決まった〜やった〜!と呑気に構えてたのだけど、ふと外の世界に目を向けると、セクラバさん以外にこのドラマ喜んでる人いる…?と思えるぐらい圧倒的な批判の嵐で、ちょっと…いやかなり、びっくりしてしまいました。
かのきれチームは最高だった
そんな中開設された、公式さんのSNSアカウント。初っ端の投稿が、新潟公演を控えるケンティーに対する「新潟出張頑張ってください!」というエールだったのが、個人的にすごく印象的でした。
上手く言えないけど、ただ宣伝を流すだけでなく、スタッフさんがキャストさんと同じ目線で物語の世界観を作り上げ、何よりそれを楽しんで発信してるのが伝わってきたから。
視聴者のことだって、"かのきれファミリー"と呼んで同じチームの一員として巻き込み、双方向のコミュニケーションを取ってくれる。
座長自ら、写真や自身で作成・編集した馬鹿お洒落な動画(もちろん最大級の褒め言葉です)を、役になりきったキャプションと共に毎日欠かさず1投稿以上アップし、率先して番組を宣伝。
スタッフさんも、制作スタッフさんはもちろん、脚本家さんや音楽家さんに至るまで、皆さん総出でSNSを盛り上げる。
それだけでも充分すごいことなのに、SNS上で公式さんとキャストさんが交流したりなんかして、作品自体はもちろん、プロモーションも含め、とにかく視聴者に良いものを届けようとしてくれているのがバシバシ伝わってくる。
始まる前からこんなにチームワーク抜群なドラマ、素敵な作品にならないはずがない。
お願いだから、コケないでくれ……
こんなに頑張ってるんだから、どうか成功してくれ……
結構本気で祈ってました。
それはもう、受験勉強を頑張る子どもを何とか大学に入れてくれと祈る親のように。子どもはおろか、旦那すらまだいないんだけども。
だからこそ、雑誌で風磨くんが「思いっきり中島ワールド全開でやり切ってほしい」とケンティーに贈った言葉に、勝手ながらものすごく救われました。
遂にやってきた、第一話
そうしてやってきた、運命の第一話。
楽しみで楽しみで仕方なかったけど、それと同じぐらい、いやもしかしたらそれ以上に、不安で不安でいっぱいでした。
(余程力が入ってたのか、観終わった後の肩凝り半端なかったです笑)
正直に言います。
初回を見て、次からも絶対観たい!と思えるほど面白かったか。
その問いかけに、私は、素直にはいと頷くことができませんでした。
もちろん、面白くなかったわけじゃない。でも、原作の第一話ほど、ぐぐぐっと惹きつけられるものが正直なかった。私が、特別好きな演者が出ているわけではない一視聴者だとしたら、果たしてこの作品を観続けるだろうか?と真剣に考えてしまいました。
そして翌日、早速ネットニュースがいくつか上がり、あっという間に結構な数のコメントが。
何気ない気持ちで覗いてみたら、開けてびっくり、批判的なコメントがまぁ多いこと……矢面に立たされるとはまさにこのことで、主演のケンティーへの批判もかなりありました。
このドラマってこんなにも受け入れられてないんだ…と何故か私がめちゃくちゃ落ち込み、誇張ではなく、リアルにそこからお仕事が全然手に付きませんでした。
この日は奇しくも七夕で、せっかくの"ananというMilky Wayの中で、彦星という中島健人に抱かれる記念日"だったというのに、全然それどころではありませんでした。(それでもanan自体はちゃっかり入手)
ただでさえSNSに敏感なケンティー。こうした意見がご本人の目に入っていないはずがない。
原作が素晴らしいからリメイクするのであって、勝つとか負けるなんてベクトルで考えてるわけじゃないのに。
嫌なら観なければいいのに、何でわざわざそれをSNSで発信するんだろう。
これだけ言われているのを知って、ご本人はどう思うんだろう。
そう思うと、とにかく悲しくて悔しくて居た堪れなくて……かのきれチームの皆さんが、来週も観てね!と明るく振る舞われるほど切なくて……そんな、お世辞にも良いスタートを切ったとは言えない、(私にとっては)苦いスタートでした。
流れが変わった、第三話
それでも、TVerのランキングが1週間ずっと上位だったのが救いでした。
しかも、二話が前回と比べ格段に面白くなっていて、これは…!と、個人的に希望の光が差し込んだような気持ちでした。
そして迎えた第三話。
キャストさんのインタビューやスタッフさんのSNSからも、ここから物語が本格的に動いていきそうな、何だかこれまでとは違うものを感じていました。
生憎私はお仕事でリアタイできなかったのですが、帰り道、Twitterを見て言葉を失いました。
そこに並んでいたのは、かのきれチーム、そして中島健人さんへの賞賛だったから。
もちろん、そんな意見ばかりじゃないことなんて百も承知。
でも、良かった、面白かったという意見が格段に増えていて、確実に流れが変わったような手応えを感じました。(何だか制作スタッフばりの感想ですが…)
主人公の意外な一面が見え始めたからなのか、物語が動き始めて作品としての方向性が定まってきたからなのか、はたまたまた別の理由があるのか。
上手く言葉にはできないけども、そこには確かにこれまでとは違う何かがあって、ああもうこれ以上心配することは何もない、このドラマはこれから先も面白いからきっと大丈夫だと、心底ほっとしました。(さっきからあんたは何目線なんだという突っ込みは受け付けます)
まとめ
ドラマなんて蓋を開けてみないと面白いかどうかなんてわからない。ある種賭けみたいなところがあると思います。
特に今回は大人気ドラマのリメイクということで、始まってもいないうちから、一視聴者である私ですら心ない声を沢山目にしてきました。
だからこそ、中島健人が、数々のネガティヴな意見を乗り越え、
"彼女はキレイだった"というみんなが面白いね!と思える素晴らしいドラマと出会い、
「この夏1番のラブストーリーを作る」という目標の下、一丸となって闘える素晴らしいキャストさん・スタッフさんと出会い、
長谷部宗介というケンティーの魅力を最大限に引き出し、みんなから愛される素晴らしい役と出会うことができて、
本当に本当に良かったねってちょっと涙ぐんでしまうぐらい、たまらなく嬉しくて、心の底から祝福せずにはいられないのです。
もちろんドロ刑や未満警察もゴールデンタイムの連ドラに変わりはないのですが、何だろう、今回のかのきれは"世間のSexyZone"への第一歩になる気がしてならなくて。
(単に私がセクゾを好きになる前か後かで勝手に感じ方が変わってるだけかもですが)
何故かこのタイミングで書き残しておかなければ…!という謎の使命感に駆られ、こうして筆を執った(キーボードを叩いた?)次第です。
三話終了後から書き始めたものの、言いたいことがなかなか纏まらなくて結局ここまで時間が掛かってしまったけども、書いたら書いたで何だか独りよがりな文章になってしまった感が否めない……
要するに、推しのドラマは嬉しいし、それが世間に認められるともっと嬉しいということです。
というわけで、今期はかのきれとイタイケにどっぷり浸ろうと思います。
今回は特に長文になってしまいましたが、ここまでお読みくださり、本当にありがとうございました!