SexyZoneの魅力を、全人類に叫びたい。

メロディが君と僕を繋いでる 見えないけどね

世界よ、君はSexy Zoneに気付いているか?

2022年6月1日。

大多数の方にとってはなんてことない、いつもと変わらぬ日常の一日だったかもしれない。

だけど、ひっそりと、でも確実に、間違いなく世界を変えた5人の男性がいます。

Sexy Zone。

そう、Sexy Zoneの8枚目のオリジナルアルバムが発売されたんです。

 

世界を変えたなんて、んな大袈裟な。どうせオタクの戯言でしょ?

と言われてしまえば、まぁそれまでなんだけど。

令和の時代に昭和を回顧し、当時を知る方には懐かしく、今の世代には新しく。今の彼らにしか作れない最高のオリジナルアルバムを引っ提げて、Sexy Zoneが華々しく参上した。

どんな世代にも等しく、だけど決して広く浅くではなくて、心の奥までずっしりと刺さる素晴らしい音楽。加えてその音楽を鮮やかに彩る、これまた素晴らしい表現力。

Sexy Zoneって、音楽に感情を乗せた表現が、抜群に上手い。

だから、ただの歌上手いねで終わらない。歌詞の世界にスッと入って笑顔になったり、胸がぎゅうんと締め付けられたり、時には涙が滲んだり。

豪華アーティストの皆さまからの楽曲提供もあり、純粋に音楽を愛する方からも絶賛されているラインナップ。

そんな素敵なアルバムに、ほんの少しでも救われて、見える世界が変わった方だってきっといらっしゃるはず。少なくとも、確実に1名ここにおります。そう、私。

 

Sexy Zoneの生み出す音楽に触れたら、ちょっとだけいつもと違う世界が見える……

それってめちゃくちゃワクワクしませんか?

……って、ただただ私がセンチメンタルな人間故にこんな捉え方をしただけで、実際本当に大袈裟なのかもしれないけど(笑)

もっと気楽に楽しんだら良いんだろうけど、だって私は確かにこのアルバムに胸打たれたんだ。そんな奴が1人ぐらいいたって良いではないか!

だから私は、今の気持ちをこうしてここで文字にする。

 

 

このアルバム、一体どんなアルバムなの?と聞かれたら、私ならこう答える。

 

Sexy Zoneが贈る、人生のハイライトを詰め込んだ宝箱です。

 

と。……いや、本来であればこう言いたいのですが、クサすぎだと笑われそうなので、無難にまとめるならば、

80'sや90'sのエッセンスをふんだんに盛り込んだ令和レトロ

といったところでしょうか。

 

ものすごく楽しくて嬉しくて、これが人生最大の出来事なんじゃないかと思える思い出も、いっそ人間を辞めてしまいたくなるほど辛くて悲しい思い出も、ひたすらに毎日を生きていたら、良くも悪くも気付けば過去の思い出のひとつになって、いちいち振り返ることはなくなった。あくまで私は、だけど。

このアルバムに収録された曲たちは、そんなひとつひとつの過ぎ去った思い出に優しく寄り添い、当時の記憶や感情を穏やかに懐かしく呼び起こしてくれる。

これを聴いている今が青春時代の真っ只中、あるいはこれから青春時代を経験するであろう方々ならば、大人になって再びこのアルバムを聴いた時、きっとこれらの音楽に結びついた記憶たちがキラキラと思い出されるんじゃないかな。そんな気がする。

そんな、宝物が沢山詰まった、ぎゅっと抱きしめたくなるような宝箱。

 

このアルバムは、変幻自在の松島聡、光と影の佐藤勝利、エモの権化の菊池風磨と表現力の中島健人でできている。

Sexy Zoneって五人五色で、声の性質も異なれば、得意なことも誰一人として被らない。

 

今回特に度肝を抜かれたのは、聡ちゃん曲ごとに声や歌い方が全く異なり、まさに千変万化、カメレオン。メンバーの声に寄せることもできるし、え?これ誰の声?!と一瞬わからなくなるほど全くの別の声を出すこともできる。その曲に一番ふさわしい歌い方を見つけ、それを完璧に表現できるのは、間違いなく聡ちゃんの強み。

勝利は、良い意味で声にクセがなく、そこにご本人の勘の良さも加わって、曲によって主役にも脇役にもなれてしまうのが凄いところ。曲のアクセント的なパートの時は、主張しすぎずでも埋もれることなくメインパートを引き立てる。主旋律を担う時には、その声質を存分に活かし一躍主役に躍り出る。今回のアルバムテーマであるシティポップには、勝利の声がよく似合う

エモを歌わせたら右に出る者はいない、それが我らの菊池風磨。"エモい"なんて簡単な言葉で済ませたくはないけれど、他に合う表現が見つからないからしょうがない。特に風磨の少し掠れたような歌い方は、思わず涙ぐんでしまいそうになるほど、最高にノスタルジック。風磨が歌うからこそ、曲に一段と深みが加わり、何度だって聴きたくなってしまう。

ケンティーは全体的に技術が安定して高いけど、昔から頭ひとつ抜きん出て、且つ唯一無二の武器だと思っているのが、その表現力。彼は特に、高音と歌詞に抑揚を付けて歌うことが本当に上手い。今回はそんな表現力に更に磨きがかかり、存在感が半端ない。ジャニ特有の癖ある歌い方もするけれど、ケンティーがいるからSZソングが仕上がるってのもまた事実。

 

このアルバム、私個人としてはハズレ曲が1つもない。それどころか、寧ろコンセプトが一貫していて、全曲めちゃくちゃ好き。私に音楽的知識と豊富な語彙があったならば、全曲レビューをしたいところですが、上手い言葉も見つからないので、そちらは有識者の方にお任せしたいと思います。

私はこのアルバムのどこにそんなに心動かされたのか。聴けば必ず胸がきゅうっと、時には涙も滲んでしまう、そんな5曲。だけどもそれは、決してネガティブなものではなくて、何とも言えない色んな気持ちに心を震わせ、ノスタルジーを感じてしまうのです。

 

まず『Iris』の一点の曇りもない圧倒的な多幸感に、何故だか涙が……アイリスの花言葉「愛の約束」、その中でも白のアイリスには、「あなたを大切にします」という花言葉があるそうで。溢れんばかりの愛と、直球すぎるほどまっすぐな言葉が、ダイレクトに心に響いてやまない。自分のであろうと他の誰かのであろうと、この曲が結婚式で流れた時のことを勝手に想像して、今から泣いてる。

 

続く『Story』は、1番の真夏の静かな夜の海を彷彿とさせる優しいメロディが、大好きな君との思い出を壊れものを扱うみたいに大切に、そっと包み込むかのように感じられて、その儚さに自然と胸が締め付けられる。落ちサビからラスサビへの高揚感からも、これから先も変わらぬ君との未来への切なる願いがひしひしと伝わってきて、夏の終わりの何とも言えない焦燥感や切なさに似た気持ちが込み上げてきて、全然悲しい曲ではないのに、またもや胸がぎゅっとなってしまうのです…

 

アップテンポのサマーチューンや昔懐かしいコミカルソングを挟んでからの、『Summer Ride』。ゆったりと柔らかいメロディと少し気だるげな空気感が、最高にエモい。歌詞の内容が切ないのも、このエモさに拍車を掛けてる気がする。弾けるような明るいイメージの夏だけど、その裏側には切ない瞬間だってきっとあるはず。そんな瞬間にスポットを当て、チクリとした胸の痛みを確かに感じながらも、穏やかに進んでいくこの曲は、夏の夕方や真夜中に聴いて、思う存分浸りたい。

 

『Dream』。これも、とにかく切ない。

だけど、この曲がこんなにも切なくてエモいのは、ファンの間では伝説になりつつある、「中島Dメロからの菊池落ちサビ半端ない」説のせい。

この曲を歌わせたら、どこにも負けないと思う

たったひと言シンプルに、だけどそのひと言に、中島への絶対的な信頼や、単なるセット売りではない"中島健人菊池風磨"としての揺るぎない自信……風磨の覚悟が全部詰め込まれている気がして、"夢を見る自分"と"現実に向き合う自分"という相対する歌詞の内容も、2人の関係性に見事に重なり、この一連の流れは毎度泣きそうになる。

君と僕にしかない

この野暮なやりとりも

夢みたいに綺麗に消えて Ok?

この3行の歌詞がこの曲の全てを物語ってる気がして、たまらなく切なくて、どうしようもなく泣けてきて。だけど、なんだかあったかい。そんな不思議さがまたエモい。

 

そして全14曲のラストを飾る、『Ringa Ringa Ring』。この曲がラストじゃなかったら、きっと私はこんなにも胸打たれることはなかっただろうな。それぐらい、爽やかで甘やかで儚くて、ちょっとノスタルジックな青春時代が、歌詞とメロディにこれでもかと詰まってる。だけど、この曲はバラードではなく紛れもなくポップスで。その明るさに眩いほどの尊さを感じて、余計に泣けてくるんだろうな。

 

 

 

たかだか30年弱しか生きていない私だけど、どんな瞬間も、そして今この瞬間だって私の人生のハイライトなんだって。

目に映る全てが愛おしくて、まるっと大切に抱きしめたくなる……アルバムを聴くと、そんな気持ちが込み上げてくる。

価値観変わったとは言わないまでも、このアルバムを手にした後に見える世界は、どこがどうって上手く言えないけども、でも間違いなく違ってる。

 

楽しいこと嬉しいこと、悲しいこと、切ないこと……そんな青春時代のキラキラ煌めく思い出を全部1曲1曲に詰め込んだ、こんな宝箱のようなアルバムを、私は知らない。

手に取る度にそんな思い出たちが蘇って、懐かしんで、なんだかちょっと晴れやかな気持ちでまた前を向ける。

 

Sexy Zoneからの、素敵な素敵な贈り物

後生大事に胸にしまって生きていきたい、そんなアルバム。

 

このアルバムは、誰にとっても人生の1ページに彩りを添える、「名盤」となれる可能性を秘めている。

自分の価値観を押し付けるつもりは更々ないけど、このアルバムは1人でも多くの方に是非とも手に取っていただきたいし、例え私がSexy Zoneのファンでなかったとしても、200%の自信を持っておすすめしていたと思う。

 

最先端のシティポップを、TOKYOから世界に向けて送り出す。

シティポップで世界を変えて、聴けばもれなく世界が変わる。

そんな革命的なアルバムを、ファンでない方は知り得ないなんて、あまりに勿体無さすぎる。

だからこそ、今回ばかりは敢えて言おう。

 

世界よ、君はSexy Zoneに気付いているか?

ちびーずの舞台で心洗われたアラサーの話

今回は、タイトル通りなんの捻りもなく、ただただアラサーのOLが、Sexy Zoneの年下組、すなわち"ちびーず"と呼ばれる3人のうち、松島聡さんと佐藤勝利さんの舞台を観劇した際に感じたことの備忘録です。

いずれの舞台もコロナによる公演中止を乗り越え、こどもの一生は先日大千穐楽を無事迎え、Endless SHOCK -Eternal-も来週がいよいよ帝劇の大千穐楽となりました。

どうしようもなく胸打たれた、この気持ちを留めておきたい。Eternalの公演再開を祝し、大千穐楽を迎える前に、思い切って筆を執りました。

 

今回はこんな感じでお話ししようかなと!

舞台の内容とか考察は詳しい方にお任せするとして、私はひたすら好きな人の好きな芝居について、あくまでも自分が感じたことを徒然なるままに語りたいと思います。

(こどもの一生は既に千穐楽を迎えましたが、SHOCKはまだ公演中ですので、ネタバレNGの方はご注意ください…!)

 

わたしと舞台

すごくどうでも良いのでここは流し読み or 読み飛ばしぐらいでサラッと進めていただきたいのですが、私は舞台が大好きな人間です。

とは言え、年に何百回も観劇するわけでもないし、チケット入手困難な公演でも難なく観劇できてしまうようなコネのある舞台通でもありません。

高校時代に校外学習で観た劇団四季に感化され、大学時代にがっつり宝塚歌劇にハマり、現在は年に数回程度劇場に足を運んでいる、そんな人間です。

同じ内容でも、観る度に演者さんの台詞回しや立ち振る舞いが異なるし、時にはナマモノだからこそのプチハプニングの瞬間に立ち会えて、ちょっと得した気分になったり。

舞台って生きていくのに絶対必要なものではないけれど、ひとつ観る度ひとつ心が豊かになったような気持ちになれるところが、何より好きです。

要するに何が言いたいかと言うと、そんな訳で誰が出ているなど関係なく私は舞台が好きだから、今回ストレートプレイとミュージカルというジャンルの異なる2つの舞台に触れられたことが本当に嬉しく、且つそれにより少し心が豊かになったという、そんなお話です。

 

こどもの一生

観劇したのは、からりとよく晴れたGW中のとある日。

聡ちゃん自身もコロナに罹患され、公演再開が決まった日のブログ、聡ちゃんのことだから舞台が中止になったことへのお詫びなどが綴られてるのだと思ったら(もちろん誰も悪くはないのですが、責任感が人一倍強い彼のことなので)、ただ一言、

いろんな想いを胸に、また全身全霊で頑張っていきます

逆にそれが、聡ちゃんの静かな、でも確固たる覚悟を物語ってる気がして、絶対に舞台に生きる松島聡をこの目に焼き付けるぞ…!と身の引き締まる思いで席に着きました。

 

原作も読まず、事前知識ゼロで臨んだ私が抱いた柿沼の印象は、ワガママ放題でも就活全落ちから自分を救ってくれた社長にNOと言うことができず、でも反発する気持ちはあり、だけど他の人たちとの関係性も保ちたい。そんなある種"普通"のサラリーマン。

社会で生きていく上では沢山の人との関わりがあるけど、やっぱり誰だってみんなと上手くやっていきたい。そういう八方美人的な部分を持ってる人って、決して少なくないと思う。もちろん私含め。

 

そんな、何気なく日常生活のワンシーンを切り取ったらその中に1人は存在していそうな、あぁ〜いるいるこんな人!という人物をごく当たり前に演じるのが、松島聡は本当に上手い

いや、最早"演じる"という言葉すらもそぐわない。細かすぎると客席からは何してるのか見えないし、かと言ってやりすぎると途端に白けちゃう。その匙加減が絶妙で、松島聡が柿沼という人物を演じるというより、柿沼という人物をこの場に連れてきた、まさにそんな感じ。

 

設定自体は結構突拍子もないし、登場人物は揃いも揃ってクセ強だけど、柿沼という日常生活でふらっと出会えそうな人物がいてくれることで、架空の物語にリアリティが生まれる。

だからこそ、物語の後半3分の1のホラー部分が、あたかも自分の身に起こっているかのようにリアルに感じられるんじゃないかなと。

(私は流石に叫びこそしなかったものの、あまりの怖さに何度もビクッとなってしまいました…後ろの席の方、本当に申し訳ない…でもよく誰も叫ばなかったなと思うぐらい、まじで怖かった…)

 

聡ちゃんはガラスの仮面』の北島マヤみたいだというご意見をちらほらお見かけして、すごく納得した。

もちろんそれは聡ちゃん自身の努力があってこそなのだけど、彼のお芝居のスタイルは、確かにめちゃくちゃマヤっぽいなと思いました。

 

北島マヤ型演技の松島聡による二重人格の演じ分けは、それはもう見事の一言。

表の柿沼は、誰に対してもNOと言えず、周りとの調和を取ろうとするちょっと気弱な男性。片や裏の柿沼は、言葉遣いは粗野で、武道に長けており、見るからに荒々しい男性。

表情や声色をただ変えるだけでなく、纏う雰囲気すらもガラリと変えてしまう。

それをたった2時間の舞台の上で、何度もこなしてしまう松島聡、やはり只者ではない……(何だか気軽に聡ちゃんなんて呼べず、一周回ってフルネームになってしまう……)

 

私が上手いなぁ…と惹きつけられたのは、何気ない瞬間瞬間のお芝居

特に他の人にスポットが当たっている時の柿沼の反応がすごく自然で、でもくるくると変わっていく表情がとっても豊かで、袖で繰り広げられるような小芝居好きな私には、非常に刺さりました…

 

誰かと会話をするシーンでもそうなのだけど、聡ちゃんってものすごく丁寧に、その時発言してる人のことを見てる。

前回の舞台を観ていないから、それが柿沼の役作りと言われればそれまでなのだけど、何となくそこには真面目で丁寧で穏やかな聡ちゃん自身のお人柄が滲み出てるような気がして、相手とのキャッチボールを大切に演じる聡ちゃんの心意気を感じました。

 

コミカルはとことんコミカルに。それこそメンバーと一緒にいる時にふざける聡ちゃんが顔を覗かせたり、他の演者さんとの掛け合いのテンポ感も最高で。

ホラーはとことんホラーに。特に山田のおじさんが突如診療所にやってきて、こどもたち一人一人に話しかけるシーンでの恐怖で凍りついた表情がリアルで絶品でした。

山田のおじさんが見るからにではなく、サイコパス的な狂気を持ってるってところに真の怖さがある作品なので、それを表現し切ったROLLYさんがまず天晴れなのですが、とにかくコミカルとホラーのメリハリがパキッとしているから、(他のお客様の迷惑にならない程度に)盛大に笑い盛大に恐れ、物語としてより楽しめました。

 

その他個人的な好きポイントは、演者さんがご自身で小道具を動かす演出だったこと。聡ちゃんがいそいそと机や椅子を動かす姿を見て、主役が椅子持ってるよ…!と変なところで妙に興奮してしまいました(笑)

それからダンスがまた、まぁ上手いこと。知ってたけど。ストレートプレイなので歌はないけどまさかのダンスありで、しかも踊るとやっぱりキレが凄くて。聡ちゃんのダンスって身体の使い方がとにかくしなやかで美しくて、シンプルな動きこそ映えるんだよなぁ…

 

怖い怖いと聞いてきたこどもの一生。予想以上にほんとに怖かった(笑)

代役やコロナ、様々なことを乗り越え、沢山の想いを胸に、立派に座長を務め上げたこの舞台。その場に立ち会うことができて、本当に幸せでした。

 

Endless SHOCK -Eternal-

こどもの一生から約1週間後に観劇したこちら。

Endless SHOCKは今回配信で初めて拝見したので、当然ながらEternalも初めて。

本当にまっさらな状態で観劇したので、"コウイチのライバルはこういう役"という先入観なく楽しめました。

 

まず初っ端から、オープニングのNEW HORIZONで華々しく登場したショウリがあまりにも煌めいて眩しくて、号泣してしまった。

(個人的に、曲が底抜けに明るいほど何故だか涙が出てきてしまうあるあるなんですが、皆さんそんなことないですか?この現象に名前付けたい……)

冷静に考えると、大の大人が客席で1人号泣してる図…こわ…

 

配信で本編を観た時にも感じたこと。

佐藤勝利の悩んで、苦しんで、もがいて、傷ついて、ボロボロになる芝居は、抜群に良いぞ。

あれだけ美しい顔面をお持ちで外見がシュッとしている分スマートな印象を抱きがちだけど、実は誰よりも人間臭い。

 

こういうものって頑張ればいいという話でもないんですが、ただ、僕は実力が伴っていないという不安のほうが大きくて、それを埋めたいという気持ちがありました。練習することで、一歩ずつ怖さがなくなっていく。基礎、土台がなかったら舞台もできない、と思って早めから準備をしてきたんです

週刊朝日5月20号インタビューより)

 

ブロードウェイという場所で、ミュージカルの舞台に立つ者として上を目指したいという根本にある想いは仲間と同じなのに、コウイチに追いつきたくて追い越したいという気持ちや彼自身の不器用さ故に1人突っ走ってしまって、でも仲間がついてこないことに気付いてもいて、だけどどうして良いかわからずもがいてる…

 

上でご紹介したインタビュー内容も相まって、ショウリという人物は、泥臭く一歩ずつ進んでいく佐藤勝利そのものというか、本当に佐藤勝利の魅力が全部詰まってるなと、そう感じました。

 

苦悩する勝利は最高だけど、それ以外の勝利だってもちろん素晴らしい。

勝利って、下唇をちょっと噛んで、はにかんだような笑顔をよく見せる

私はそんな勝利の笑顔が大好きなのだけど、今回は帝国劇場の舞台、Higherの場面で、そんな笑顔に出会えました。

特にEternalのショウリは、コウイチを殺めてしまったことでずっと苦しんでるからこそ、やっと見せる笑顔に、なんかこう、グッときちゃうんだな…

 

物語も終盤に差し掛かってきてただでさえしんどい頃合いだろうし、加えてこの時は公演スケジュール的に休演日が特に少ない期間で、且つ終演後はセクゾのライブリハを同時並行、演出変更により急遽増えたダンスシーンの振り入れも…と多忙を極めていたこともあって、明らかに相当疲れてるんだろうなと一目でわかってしまった。

だけど、そんな中でも、私の大好きな笑顔を見せて力強く踊るショウリは紛れもなく勝利自身で、あぁこの人は本当に舞台に立つのが心底好きなんだなぁって、その姿に何だか無性に泣けてしまった。

 

そこからラストにかけて、コウイチと共に立つ最後の舞台でのショウリは、最後の力を振り絞り、歯を食いしばって顔をぐしゃぐしゃにしながら太鼓を叩き、力の限り踊る。

思わず圧倒されてしまうほど、その全身からほとばしるエネルギーは凄まじく、鬼気迫るものがありました。

 

初めてお芝居をした時、あまりのできなさに悔しくて、もう演技の仕事は来ないかもしれないと思ったこともあったというようなことを、過去のインタビューで語っていた。

自分の実力で立てたわけじゃないからと、自ら帝国劇場の舞台を降りた過去もあった。

こんなのはほんの一部のことで、きっともっと沢山の出来事や想いを抱えているのだろうと思うけども、それでも、それらを受け入れて乗り越えて、またこうして帝国劇場に帰ってきた佐藤勝利は、最高に輝いていました。

 

配信、劇場と比較的短いスパンで同じシリーズの作品を観たことで、作品を通してメキメキと成長する勝利の姿を目の当たりにできたことも、凄く良かった。

ミュージカルって誰もが無条件に楽しめて、やっぱり素晴らしいなぁと改めて感じました。

 

 

 

 

 

 

 

ストレートプレイとミュージカル。

フィールドは全く異なるけども、それぞれの場所で魂を削って舞台に立つ松島聡佐藤勝利の姿に何かに夢中になるって素晴らしいなって、晴れやかな気持ちとたっぷりの活力をいただきました。

非日常の世界に束の間足を踏み入れ、数時間後にはちょっと違った自分になって、また現実世界へ戻ってくる。

そんな儚さもまた、舞台の醍醐味かもしれません。

 

何にせよ、舞台は良い。

そこに好きな人が出ているならば、もっと良い。

これからも、板の上に立つメンバーに出会えますようにと願いを込めて、本日もお読みくださり、ありがとうございました!!

胸きゅん足りてる?王道可愛いSZソング10選【後編】

前々回のブログで、可愛い!キラキラ!なSZソングを5曲ご紹介しましたが、お待たせしました!今回は後半5曲です〜〜〜!(誰も待ってない)(前回すら数ヶ月前なのに、前々回って一体いつなんだ)

前半5曲のおさらいはこちらから。

後半は、更に時代を遡りつつ、引き続き"王道可愛い"5曲をご紹介したいと思います!

 

ベイビーロマンチカ

15thシングル『イノセントデイズ』初回限定盤A収録。

この曲、イントロが何となくヒーローショーっぽいし(完全なる個人的イメージ)、曲名もなんだか字面が強くて(完全なる個人的イメージその2)、しばらくの間イントロ部分で敬遠してしまっておりました。

……が!!!

ある日たまたまシャッフルで流れたきた且つスキップもなんだか面倒で、結局最後まで聴いちゃったんですよね。

 

いや、いやいや……誰だよ、ヒーローショーとか言ったの…!(あんただよ)

なんだよこの可愛さ満点の曲は!!!

 

ハ○プロや坂道系の可愛い女性アイドルが歌ってますと言われても、はいそうですかと納得してしまいそうなぐらい、キラキラきゅるるんが詰まってる。

のですが。ところがどっこい。

その可愛さにうっかり騙されそうになりますが、実は非常に強気ドヤZone全開な歌詞がまたたまらんのです……

初っ端の「好みのタイプとは 正直 違ったのに」は流石に失礼すぎるけど、勝利に言われたらそりゃもうぐうの音も出ないし、

サビの「君は僕に 恋を したんだ!」って、いやいやエクスクラメーションマークまで付けちゃって、そんな自信たっぷりにお兄さんよ…

あまりにも爽やかに歌ってくれちゃうもんだから、この人たち振られる可能性なんて万に一つも考えてないんだろうなって、なんかもう、清々しい(笑)。

 

個人的には、「君はまだ自分に捻くれて ジタバタしてる」のマリちゃんパートも、彼の独特な声質が存分に生かされて、一度聴いたらなんだか頭に残ってしまうインパクトを与えてくれて、大好きです。

このパートに限らず、マリちゃんの声って、良い意味で類を見ないというか、グループでも絶対に埋もれない本当に素敵な声

SZソングがさらに彩り豊かになっている要因のひとつは、紛れもなく彼の声のお陰だなと思います。

それから、ラスサビでのケンティーフェイク。

天まで突き抜ける勢いで伸びていく、「ベイビーロマンチカ〜」も絶品です。

 

そして何と言ってもこの曲、至る所にクラップが散りばめられていてですね……例えば1番サビラストなら、

「おいで心(ここ)に」(パン パン パン パ パン)

てな感じ。

ペンライトも団扇もいらない。手だろうがタンバリンだろうがカスタネットだろうが、とにかく音が鳴るものさえあれば一緒に楽しめちゃう。素晴らしすぎん?

今のご時世にみんなで盛り上がるのにピッタリな曲だと思うので、是非ともライブで披露してほしいな〜なんて密かに願ってます。

 

シャンデリア・アベニュー

12thシングル『よびすて』初回限定盤B収録。

完全に名前に引っ張られてるだけな気もしますが、ブランド物の紙袋を両手いっぱいに下げて、ニューヨークの街を闊歩しながら聴きたい曲(?)。

王道アイドルらしい曲ではありますが、糖度高めな胸キュンソングというよりは、爽やかでちょっぴり背伸びしたキラキラソン

映画の中に飛び込んだようなお洒落な世界観とポップなメロディは、割と多くの方にハマるのではなかろうか!

 

この曲はですね、2番のソロパートがちびーず(Aメロ:マリ、Bメロ:勝利だけの歌割りで構成されてるのがまた何ともエモくてですね…

しかもこうしたキラキラソングにもかかわらず、2番にゴリゴリラップ、そして極め付けはそのゴリゴリを歌うのが聡マリというエモの三段活用!!!

 

この街で 君に出逢えてよかった

僕たちは 約束をしてたように出逢えた

このふまけんが歌うCメロ歌詞のキラキラ王子様度合いたるや……

アイドルが、ド王道の歌詞を歌ってくれる。

なんて正しいアイドルの在り方なんでしょう……

 

とは言え、現実世界には両手いっぱいのショップ袋を抱えてアベニューを闊歩するシチュエーションはそうそうないので、私のお気に入りは1日の始まりや朝の通勤中に聴くこと。

なんだかちょっと良い女になれた気がして、気分も上がる。

いつまでもキラキラした自分でいたいと思わせてくれる、そんな曲です。

 

キャラメルドリーム

12thシングル『よびすて』通常盤収録。

こちらは先程の爽やかさとは打って変わって、その名の通りとにかく甘〜いセクシーをぎゅっと詰め込んだ1曲

「ポップでキュートな夢見て」という歌詞にあるように、ちょっと空想が混じったような、とにかく可愛い比喩表現があちこちに散らばった、とってもゆめゆめしい1曲。

 

ただですね、この曲、ポップでキャッチーな歌詞から想像されるキュートさ全開なメロディかと思いきや、良い意味でざっくりと裏切ってくれる、滑らかでエモいメロディで攻めてくるってとこが、流石SZソング。

特に、Cメロ→落ちサビを全員が1パートずつ歌い、ラストは全員のユニゾン、という流れは本当に秀逸。ソロでもユニゾンでも綺麗に聴かせられる、セクシーたちの魅力が存分に詰まったパートだと思ってます。

 

そして、この曲のエモさを最大級に盛り上げてくれているのが、ズバリこの方。

菊池風磨氏。

ファンの方は充分すぎるほどご存知かと思いますが、この曲、ライブで披露される際には必ず、「ポップでキュートな夢見て」の前に風磨くんによる「せーの」という掛け声が入ります。

これがまた、甘いのなんのって!

 

今日はなんだかもう疲れちゃったな…という日に是非とも聴いていただきたい1曲。

甘〜いセクシーたちに、心ゆくまで癒されちゃってください。

 

恋するエブリデイ

10thシングル『カラフル Eyes』通常盤収録。

"君"に恋をして奮闘する男の子を、ポップに、そしてキュートに描いたジャニーズらしい1曲

この曲、発売は約6年前で、10年間の歴史の中では比較的前半に位置する楽曲ですが、個人的にはかなりレベルの高い1曲なのでは?と思ってます。

特にそれを感じさせるのが、サビ後半。

高音裏声→地声→高音裏声→地声を1フレーズごとに繰り返す構成になっており、全箇所ふまけんが担当。

地声と裏声を瞬時に切り替えて歌うって、実はめちゃくちゃ難しいと思うんですよ。

それを何でもないことのように歌いこなせるふまけんの歌唱力の高さよ……個人的必聴ポイントです!

 

SZソングはサビ以外を1人ずつソロで歌い継いでいくスタイルが割と多いと感じているのですが、こちらはそうではなく、1・2番共に

 Aメロ:健人or風磨&ユニゾン(恐らく聡マリ?)

 Bメロ:勝利&ユニゾン(恐らく全員?)

で進んでいくのが、Sexy Zoneとしてはなかなか珍しいのではないかと。

聡マリの見せ場があまりない時代なのが寂しいですが、でもコーラス的なメロディは聴いていて楽しいし、コーラスの方を別で入れるのではなくて、全部メンバーで担当できるってのがセクゾの強みでもあるのかなと感じます。

 

そして、

ねえ君の夢の中で 今夜また会おう

一秒だって離れたくない

この落ちサビ勝利パートが、本当に良い。

勝利って、中性的なお顔の美しさや線の細さから可愛らしめなイメージを持たれがちですが、歌声はどちらかと言うと低音で無機質

字面だけ見ると甘いこの歌詞を、敢えて勝利のカラッとした低音で歌うことで、何とも言えない心地良さを感じさせれくれるところが、個人的にはすごく好きです。

 

そんなただ可愛いだけじゃない、魅力いっぱいのこちらの曲。

Sexy Zoneの歌唱力、表現力に酔いしれながら、元気もいただく

そんな欲張りな楽しみ方が出来てしまう、素敵な1曲です。

 

ドシャブリ Rainy Girl

9thシングル『Cha-Cha-Cha チャンピオン』通常盤収録。

これはタイトルの通りドシャブリの日であろうが、小雨の日であろうが、なんなら雨なんて1ミリも降っていないピカピカの快晴の日であろうが、とにかく聴くだけで元気が出る曲

出だしからキラキラ、一度聴いたら覚えてしまいそうなキャッチーなメロディが特徴の、王道アイドルソング

 

最初から最後まで延々キュートなこの曲ですが、1、2番共にサビ前勝利の

My rainy girl

がなんとも良いスパイス。

この曲に漏れず、SZソングではアクセント的なパートを勝利が担うことがよくあります。

1つ前にご紹介した『恋するエブリデイ』もそうですが、勝利の低音によって曲がグッと締まるのが良いですね。

Cメロのラップも良い味出てる。

セクゾのラップ担当と言えば、言わずもがなで風磨くんですが、実は全員できてしまって、しかも上手いのがセクゾの強み。

 

この曲は、とにかくケンティーフェイクが凄い。

出だしから、大気圏を突き抜けていきそうなほどどこまでも長く爽やかに伸びていくハイトーンが気持ち良い。

更には、落ちサビ前。こちらも同じく宇宙空間まで飛んでいきそうな清々しいフェイク。

メンバーそれぞれのこうした細やかな技術の高さが、SZソングがアイドルというよりアーティストのようなクオリティたる所以。

 

11年目に突入し、今のSexy Zoneが見せてくれるのは、お洒落でエモい大人なセクシー。

そうした曲が素晴らしいのは当然だけど、久々に若さを武器に思いっ切りキラキラしたど直球アイドルソングを、ここらでひとつ堪能してみるのはいかがでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回はこんな感じで5曲、このシリーズとしては前後編合わせて、全10曲をご紹介してみました!

 

Sexy Zoneの楽曲は、振り幅が大きい。

そして何より、1曲1曲こだわり抜かれて、本当に良い。

これからも、そんな私の好きな楽曲たちを、好きなペースで好きなように語っていけたらいいな。

 

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました!!

ライブ円盤出るってだけで、泣かせるグループありますか?

あるんです、それが。

いるんです、ここに。

Sexy Zoneって言うんですけど。

 

突然ですが、Sexy Zoneは昨年上半期に全国ツアーを実施しており、1月26日にそのライブDVD/Blu-rayが発売されます。

今回は、その告知に関するお話

要は、今度セクゾのライブ円盤が出ますよ〜という広告が全国各地に貼り出されたよって話なんですが、それがまぁとんでもなく粋で、とんでもなく泣かせにかかってくるもんだから、堪らずこうして筆を執ったというわけです…

 

Sexy ZoneとSexy Loversによる、3日間にわたる壮大な物語。名付けて、

セクゾセクラバ全国謎解き大作戦

(完全に私個人によるネーミングなので、もっと良いのあるよって方はそっと教えてください。こっそり差し替えます。笑)

Sexy Zoneが大好きだよ!という方はもちろん、つい最近好きになったよ、なんか気になってるよ、知ってはいるけどそこまでだよという方の目にも、1人でも良いから留まってくれたら…と願いを込めて、綴りたいと思います。

 

 

始まりは、渋谷に現れた2枚の巨大広告。

 

Twitterで流れてきた写真に写っていたのは、歌詞の一部を切り取ったメッセージと、ツアーの一場面を切り取った4人の写真。背景はメンバーカラー5色のグラデーション。

めちゃくちゃ素晴らしい広告やん!流石Sexy Zoneお洒落だなと、その時はただただそんなことを思っておりました。

 

翌日。

朝からTLに流れてきたのは、なんとなんと、名古屋、大阪、横浜の広告。

 

よくよく見ると、どの広告も、リリック部分の一文字だけが赤色に染まっている。

もしや、これは繋げると何か言葉になるのでは…?

そこから、セクラバさんたちによる壮大な謎解きが始まったのです。

 

掲載場所は、全国の主要都市なのか?はたまたツアー開催地なのか?

繋げるとどんな文章が出来上がるのか?

深まる謎を抱えながらも、その後広島、新潟と続々と広告が解禁され、謎解きは更にヒートアップ。

掲載場所はツアー開催地、解禁は実際のツアー実施順という説が濃厚になり、残る謎は文章の内容のみとなりました。

 

一体全体この謎解きの結末はどうなるの?!と居ても立っても居られなくなり、終始ソワソワしっぱなしのセクラバさんが多発するTL。

そんなTLの状況を知っているということは、当然私もまた、この謎解きに心躍らせ何も手につかなかった内の1人なのですが(笑)

 

どんな場所でも、駆けつけられるセクラバさんが写真を撮り、見守るセクラバさんが拡散する。

それはそれは見事な連携プレーで、日本全国にこんなにも沢山のセクラバさんがいらっしゃるんだなぁって、そんな当たり前のことに心があったかくなりました。

 

そして迎えた3日目。

朝、予想通り札幌の広告が解禁。ここまで揃った文字は、


(渋谷)→(大阪)→(名古屋)→(横浜)→(広島)→(新潟)→(札幌)→(福岡)→(仙台)→(渋谷)


これからさきもともに?

これからさきもそばに?


1番の核となる部分が最後まで隠されてるから、3日目にして尚、謎解きのワクワクは止まらない。

そんな中、こんな考察を繰り広げる天才セクラバさんが出現しました。


このメッセージって、『RIGHT NEXT TO YOU』*1そのものっていう可能性ない…?


ここにきて更に深まる謎。でも、本当に曲とメッセージがリンクしてるなら、ちょっと鳥肌もんじゃない…?

更に高まる一体感。包み込まれる高揚感。

なんだか私は、ワクワクを通り越してゾクゾクしてしまいました。

 

少しして、福岡も解禁。

ここまできたらもう、どんな文章になるのか凡そみんな予想できてたと思う。

でもこの際もう完成形なんて何だって良い。伝えたいメッセージは、充分すぎるほど感じ取れたから。

そして、遂に……

最後の仙台の文字が明らかになりました。

 

 

完成した言葉は、

これからさきもともに

 

「これから先も共に*2」って、おいおいちょっとちょっと……

Sexy ZoneからSexy Loversへ「これから先も共に」

4人から今少しお休みしている彼へ「これから先も共に」

あぁこの人たちは、今までもこれからも、どこまでもファンに寄り添ってくれる、本当にあっかい人たちなんだなぁ

そう思ったら、涙が止まらなくなった。

 

結果としてライネク説ではなかったけれど、これほどまでにみんなが楽しめる謎解きを、心を込めて仕込んでくださったことがもう、プライスレス

 

各地の中心地に大きな広告を出すなんて、相当なお金が掛かってるであろうことは容易に想像できるし、

一律同じ大きさで背景と文字と写真だけ変えればはいOKなものでもない。各場所のスペースに合った大きさの広告を作らなければならない訳で。

きっとこれだけの仕掛けを考え、実行するにはかなり前から構想を練ってくれてたんだろうな。

 

平日の日中にひっそりと開催された、Sexy Zoneとセクラバだけのお祭り。

このお祭りに参加してる人なんて、きっと日本全国で見ればたった数%にも満たないほどで、大部分の道行く人にとっては、見向きするかもわからない、ただの広告かもしれない。

赤い文字を繋げてみようなんて発想、誰かが思い付かなければ、何事もなかったかのように過ぎ去ってしまったかもしれない、このお祭り。

 

それでも、セクラバならば気付いてくれると信じ、時間とお金と人の労力を惜しみなく掛けて、最高のものを届けようとしてくれた、Sexy Zoneやセクシースタッフさんのその気持ちが、何よりも嬉しい

 

Sexy Zoneとセクラバって、何というか、対等というか…やっぱり…同志なんだよな……

ただ何かを与えてくれるだけじゃなくて、例えて言うと、SexyZoneが未完成のパズルを与えてくれるなら、セクラバが残りのピースを見つけてはじめて完成する。みたいな。(一丁前にかっこつけてすいません)

いつだって嘘偽りなく、同じ目線で想いを真っ直ぐ伝えてくれる。

それが、私の感じるSexy Zoneの魅力であり、大好きなところ。

CDリリース、円盤リリース。そうしたイベントをひとつずつ経験するたび、こんなにも絆が深まっていくグループってあったっけか…?

 

広告に使われた歌詞は、「この音に群がれ」(『LET'S MUSIC』)で始まり、「世界はBorderlessだろ? 思うまま楽しもう」(『ROCK THA TOWN』)「すべてにチャレンジするんだ」(『男 never give up』)で締め括られており、まさしく音楽で勝負していきたいと語る彼らそのもの。

東京から始まり、東京で終わるところも、"東京から世界に向けて音楽を発信する"ことにこだわる彼ららしさ満載で、あまりにも真っ直ぐで健気で、なんだかもうぎゅっと抱きしめたいほど愛おしい。

 

素敵な素敵な3日間にも及ぶ壮大な謎解き。

こんなにも涙ちょちょぎれる結末を、誰が予想したでしょうか?

まさに私は今、

"笑って泣いたんだ"

Sexy Zone『Change the world』)

 

Sexy Zoneって素晴らしいんだよ!

Sexy Loversって素晴らしいんだよ!

って、堂々と胸張って、もっともっと沢山の人に伝えたい。

改めて、そう感じました。

 

またひとつ、忘れられない素敵な思い出が増えました

これだから、セクラバってやめられない

 

Sexy Zoneとセクラバにありったけの感謝を込めて……

本当に、ありがとうございました!!!!!

 

この3日間、行く末が気になりすぎてTwitterに張り付いていた結果、人間としての心は豊かになったけれども、社会人としての生産性は彼方に置いてきてしまったので、そろそろお仕事頑張りたいと思います(笑)

 

#SZ10TH_繋げよう赤い文字

#セクラバでよかった

 

*1:Sexy Zone  9thアルバム「SZ10TH」リード曲。略して「ライネク」

*2:背景のグラデーションの右端の色が次の広告に繋がるという説もあり、そちらに則って並べると、「ともにこれからさきも」になります

胸きゅん足りてる?王道可愛いSZソング10選【前編】

Sexy Zoneらしいって何だろう?

※ここからウダウダと前置き始まるので、遠慮なくすっ飛ばしてくださいね!


ポップでキュートからクール、セクシー、トンチキまで、実に幅広いジャンルから成るSZソング。特に最近のSexy Zoneは、ロックだったりジャジーだったり全編英語詞だったり…と、ますますジャニーズという枠に囚われない活躍を遂げ、何通りもの顔を見せてくれています。

だからこそ、ファンの数だけ答えがある。じゃあ私の思う"Sexy Zoneらしい"とは…?

それはズバリ、"王道可愛い"です。

もちろんこれは、あくまで私個人の意見。

最年少デビューを果たし、キラッキラのTHE★アイドル路線を歩んできて、音楽性が豊かになった今でも、ライブのセトリに必ず1曲は入れてくれる

変化を恐れずどんどん進化しながらも、根本はジャニーズの王道を大切にしてくれている(と勝手ながら思ってる)Sexy Zoneカップリングやアルバム曲には、そんな"可愛い曲"が沢山あります。


こういう可愛い系って今の世の中でバズるような曲のテイストではないから、シングルの表題曲になることはあまりないのだけど、何故だか定期的に恋しくなる

これが、私なりのSexy Zoneらしさなのかなって。

挙げてみたら、まぁ出てくる出てくる。欲張って全部紹介したいから、前後編に分けちゃいました(笑)だって全部良曲なんだもん。

 

嬉しいことに、最近セクゾを好きになった方もよくお見かけするので、今回は新しい順に遡ってみたいと思います!


恋のモード

7thオリジナルアルバム『POP×STEP!?』収録。

タタタ タタタタとイントロが流れた瞬間から、来た来た来た…!と無条件に高鳴る胸。

終始ポップな音があっちへこっちへ行ったり来たり…おもちゃ箱のような賑やかさが魅力のこちらの楽曲。

軽やかなメロディに乗せて描くは、気になるあの子に首ったけな"恋のモード"全開の男の子。

なんてったって、サビのキャッチーさが素晴らしい。


ラブリーポップクールセクシーセクシーベイビーだと…?驚愕


取り敢えず褒め称える形容詞を片っ端から集めて並べました感が半端ないけど、正統派ラブリーソングにぶっ込まれたこのトンチキ感がこれぞSexy Zoneって感じで、最早謎の安心感すら覚えてしまうのは何でだろ。

1番ケンティー、2番マリウスが歌うBメロの高音は、是非とも耳を澄ませていただきたいポイント。

高音が得意なケンティー透明感溢れる伸びやかな1番と、低音が得意なマリウスの柔らかく響く2番の対比が、個人的には大好きです。

はいはい健人のシンメだから風磨ね、なんて安直な歌割りではなく、ここにマリウス持ってきてくださったスタッフさん、まじグッジョブ

忙しい曲の中で唯一ゆったりなCメロはしょりマリの声質にすごく合ってて心地良いし、同じメロディにほぼ同じ歌詞の落ちサビを歌うふまけんは、これぞ正しいふまけんの使い方って感じ(?)

音の数がとにかく多くてテンポが速い、且つ音程のアップダウンも激しくて、やたらと忙しいこちらの曲。耳馴染みの良さの割に、結構歌うの難しい気がします(※私調べ)

そんなことを微塵も感じさせることなくさらりと歌いこなすこの余裕に、Sexy Zoneの真骨頂を感じます。8年目のセクゾが届ける、これこそまさに大人可愛いSZソング

ちょっとやそっとやなことあっても、これ聴けばテンション上がること間違いなしです★


チクチクハート〜beating beating〜

6thオリジナルアルバム『PAGES』収録。

気になるあの子に気持ちを打ち明けられずに嫉妬なんかしちゃったりして胸をチクチク痛めながらも、恋の楽しさにキラキラしてる男の子が主人公。

この曲に限らずなんだけど、Sexy Zoneって、いや自分ら絶対恋に困ったことないやん、と言いたくなるほど外見も内面もパーフェクトなのに、失恋して未練タラタラな男にも、許されぬ恋に苦しむどうしようもない男にも違和感なく変身できてしまう不思議

この曲も然り。そこにいるのは、イケ散らかした青年ではなく、小学生か中学生か…とにかく初めての恋に一喜一憂する無邪気な男の子。

どうでもいいけど、何度か出てくる「beating beating」という歌詞、私最近までずっと「ピリピリ」だと思ってました…(えらく刺激的な初恋なのねと思ってたら、全然違いました。笑)

この曲は、是非ともライブ映像と共にご覧いただきたい…!

小学生スタイルのセクシーたちが、歌詞に合わせてぷんすかしたり、しゅんとしたり…毎秒コロコロと変わっていく豊かな表情から目が離せません。

Cメロラストの勝利くんパート、ライブでは

僕じゃダメかなーーーーー!!!

と絶叫してる姿なんて、あまりにも国民的子犬すぎて抱きしめたいもんね。

めちゃくちゃ可愛らしい情景なのに、全然子どもっぽくならずに寧ろお洒落な楽曲に仕上がってるのは、ゆったりしたメロディと、初恋の懐かしい思い出を描いた歌詞とが合わさってるからかな。

"エモい"ってどういうときに使うの?と聞かれた時は、取り敢えずこの曲差し出しとけば、ああそういうことねとわかってもらえるであろう(?)、そんな曲です。

 


PEACH!

5thオリジナルアルバム『XYZ=repainting』収録。

"新しい恋に会いに行こう"という最高且つ最強なキャッチコピーを引っ提げたこちらの曲。

表題曲以外でセクゾの可愛い曲と言えば?と問いかけたら、真っ先に上がってくるであろうぐらい、ファンもメンバー(主にケンティー)も大好きな曲です。

「いつもと違うメイク」「お気に入りのチーク」「ネイルが乾くの待ちきれない」「ベビーピンクのルージュ」

とにかく耳にするだけでワクワクしちゃうようなときめくワードが盛り沢山で、女の子の夢をぎゅぎゅっと詰め込んだキラキラ感は、セクゾちゃんだからこそ成せる業。

必聴ポイントは、落ちサビ前の風磨くんフェイク

可愛らしいテイストの中に突如として現れる、アーティストばりにどこまでも伸びていく高音が、本当に素晴らしい。

そこにスッと滑り込む、ケンティーの「ベビーピンクのルージュの耳心地の良いことと言ったら…!

ここからどんどん盛り上がり、ラスサビで最高潮!となる流れが最高すぎて、この約15秒だけでご飯3杯は堅い

しかもこのパートがこれだけ盛り上がるのは、フェイクやら合いの手やら、多彩な表現力を魅せてくれる風磨くんの功績が間違いなくあるから、菊池風磨ってやっぱりすごい(今更)。

この曲も、メンバーが恋愛シミュレーションゲームのキャラクターになりきるという、オタクのツボ押さえまくりな素晴らしい演出に出会えるので、ライブDVDを全力でおすすめ。

メロディが爽やかだから、今恋をしている方はもちろん、新しく何かを始めたい方にもぴったりなんじゃないかと!私は、月曜日とか月初めなんかのタイミングで、いつもより気持ち丁寧にメイクをして通勤中にこの曲を聴くと、気持ちがシャンと入れ替わる気がしてお気に入りです。


ラブマジ

5thオリジナルアルバム『XYZ=repainting』収録。

前述のPeachと並んで、私の中での桃色胸きゅんソングです。

あちらが女の子目線で新しい恋に会いにいく歌なら、こちらは男の子目線で現在進行形の恋を更に加速させちゃう歌

いきものがかり水野良樹さんご提供という、なんとも豪華な1曲。

詳しくないながらもいきものがかりの曲が好きな私にとっては、歌詞からもメロディからもいきものイズムが感じられて、それだけでもうテンションはダダ上がりです。

この曲に限らず、Sexy Zoneって実は音楽業界の名だたる方々に提供いただいた楽曲が沢山あるから、名曲揃いなのは言わずもがなだし、それがアルバムやカップリングにしれっと入ってるもんだから、もっともっと多くの方にその魅力を知っていただきたいなと願ってやまないのです…

さて!話を戻しまして。

SZソングって、A・Bメロソロ、サビ全員という構図が結構多いなと感じているのだけど、この曲はBメロから全員で歌っているのが個人的ポイント。

Sexy Zoneって、1人1人の技術力の高さはもちろんのこと、みんながみんな、歌詞に想いを乗せて表現することが抜群にお上手

全員の声が重なり合っても、お互いを殺すことなく寧ろ化学反応でより厚みと深みが生まれて、耳にスルッと心地良く届いてしまうのが、Sexy Zoneマジック。

Bメロからサビにかけてのユニゾンは、そんなセクゾマジックを存分に堪能できるパートなんじゃないかな。

何と言っても特筆すべきは、ズバリ落ちサビ。

聡ちゃんソロマリウスソロ→全員

みんな聞いてくれ!ソロパートが聡マリしかないんだ!!!

5人全員とか上3人だけパートがあるっていうのがこれまでのパターンだったけど、下2人だけってあったかなってぐらい、私にとっては大事件

音量がぐっと下がる分、2人のまろやかで優しく包み込んでくれるような歌声が際立って、大好きなパートです。

特に聡マリ担は文句無しに必聴です!

落ちサビラストの

もっとそばにおいでよ うなづけよ YES!YES!

も、キミに首ったけで、マジになってもいい?ああしたいな、こうしちゃダメかな?ってずーっとソワソワしてるボクが、最後の最後でええい!もううなづけよ!ってちょっと強気になってるの、たまらん可愛くないですか???

爽やかで、まっすぐで、どこまでも愛おしいセクゾちゃんを感じたいなら、この曲です。


ワガママLADY

16thシングル『カラクリだらけのテンダネス/すっぴんKISS』初回限定すっぴん盤収録。

彼女に振り回されて呆れながらも、何やかんや彼女のことが大好きでたまらない男の子のお話。

もう〜〜〜!とぷんすかしながらも、顔はにやけちゃってるセクシーたちが目に浮かぶようで、そうかそうか良かったねぇとおばあちゃんのような気持ちで微笑ましく聴いてしまうこと間違いなしのこちら。

この曲は、スピーカーで聴くのももちろん良いのだけど、おすすめは断然イヤホン

1フレーズずつ4人からの可愛らしいワガママ→風磨or健人のぼやき、という流れで進むAメロ。

この4人のパートが、左右の耳から交互に聴こえてくる仕掛けがなんとも耳福で、何度も巻き戻しては、まず右耳だけ、今度は左耳だけ、最後は両耳で、というようにイヤホンならではの音の出方を楽しむのがお気に入りです。笑

いつも思うけど、メンバーの歌割りが今日も今日とて大天才

ワガママの内容が4人にそれぞれ合ってるというか、本人は言わなさそうでも、言われたら、かっ…可愛い…!とときめいちゃいそうな内容で、とってもよい。

そんな彼女からの可愛いワガママオンパレードにトホホなふまけんも、これまたとってもよい。

ケンティー

それもう僕じゃなくてよくない!?まるでお姫様

も、風磨くんの

「たまにはどっか他のとこ…何でもないです…」

も、ちょっと笑ってしまうぐらいそれぞれのパートがあまりにもらしすぎて、たまらなく好き。

そんな私の個人的大好きポイントは、2番Aメロケンティー

そのまた別腹 アイスクリーム

「アイスクリームぅ?!」と、彼女のワガママにびっくり仰天お目々まんまるケンティーが毎回しっかり現れてくれるその突き抜けっぷりが、流石のセクシーサンキューで天晴れです。(何言ってるんだ、私)

ハンブレッダーズというバンドのVo.さんが提供してくださったということもあり、単なるポップでキュートな曲というよりは、ギターやドラムの爽やかな音が際立つバンド・ミュージックというギャップもいいですよね!

セクシーたちに思いっきり甘えて、きゅーんとしたい。そんな瞬間のお供に、是非どうぞ。

 

 

そんなこんなで、王道可愛いSZソングをまずは5曲ご紹介してみました!

SZソングって、何度聴いても、うわっこの部分ってこうだったんだ!って発見があって、本当に奥深い

最近のお洒落な爆イケソングももちろん大好きだけど、たまにはこんな可愛い曲たちであま〜い気分に浸るのも良いですよね。

次回は、後半5曲を紹介したいと思います!

 

本日も、お読みくださりありがとうございました!

推しの舞台を200%楽しむために、出来ること。

昨日は赤シャツ初日、そして本日はDREAM BOYS初日ですね!おめでとうございます!

そして、約2週間後には、ブライトン・ビーチ回顧録も控えています。

このような状況の中でも、エンターテイメントを止めることなく無事幕を開けていただけたこと、心底安堵しているし、本当に嬉しい。

(ブライトンは、まだまだ予断を許さぬ状況ですが…)

 

舞台って、映画やドラマといった映像作品とは全然違う、全てが"ナマ"のエンターテイメント

舞台上の演者さんと客席の観客が、1分1秒をリアルタイムで共有する、奇跡のような時間だと思ってます。

演者さんはもちろん、舞台スタッフさん、劇場スタッフさん……準備期間はもちろん、幕が開けてからも、全ての方の努力の積み重ねの上に成り立っています。

だからこそ、私たち観客が楽しむのはもちろん、演者さんにも、私たちに観に来てもらえて良かった!って、心から感じてほしい。

そんな訳で、今回は皆さまの観劇タイムが少しでも素敵なものになるように、烏滸がましくも筆を執りました。

4つの観点から観劇に関するあれこれを簡単にまとめてみたので、お時間許す限り覗いていっていただけると嬉しいなぁなんて思ったりしてます。

 

持ち物

絶対ではないですが、あれば便利なものたちをピックアップ。

オペラグラス

大好きな推しの姿をしっかり観たいというのがファン心。お値段はピンキリですが、お手頃なものでもあるのとないのとでは天と地ほどの差があります。ひとつ持っていればライブでも活躍してくれるので、おすすめです。あ、でも最前列の方はいらないのか…笑

飲み物

何の前触れもなく、突然何かが気管に入ってむせてしまうこと、ないですか?1年に1回起こりうるか否かのようなことが起こってしまうんです、よりによって観劇中に(経験談)。そんな時、アメちゃんを舐めるのは絶対にNGです。袋のパリパリ音、まじで響きます。飲食はダメでもペットボトルはOKの会場がほとんどなので、水分補給も兼ねて、ペットボトルが良いんじゃないかなと。

クリアファイル

ポスターやチケット入れに。ポスターを折らずに入れるなら、A4サイズがいいですね。私はいつも忘れるので、泣く泣く推しのポスターに折り目を付けた挙句、毎回鞄の中でぐちゃぐちゃにしてしまっていました…

エコバッグ

今回は特に物販があるので、嵩張るものを購入予定の方はマスト。帰り道、テンション上がって推しの雑誌を買いたくなった時にも活躍してくれそうな予感。

羽織りもの

席によっては空調直撃で結構寒かったりします。劇場で貸し出してくれるブランケットにも限りがあるので、羽織りものがあれば安心です。

感染対策グッズ

Twitterで流れていた、V6のライブ開催にあたっての三宅健さんからのメッセージが参考になると思いました。替えのマスクやアルコール等、できることをやろうという意識を持つことがすごく大切だと感じています。

 

観劇マナー

本来、舞台ってすごく楽しいもの。誰もガミガミなんて言いたくない。

最低限、これが守れていれば皆が気持ち良く楽しめるんじゃないかな、と思うルールを4つ挙げたいと思います。

1.携帯は必ず電源OFF

音が鳴るのは論外ですが、マナーモードもNGです。静かな劇場では、バイブ音ですらかなり響きます。サイレントモードも、光が真っ暗な客席に漏れて、すごく目立つのでアウトです。

2.物音は厳禁

もちろんやむを得ず出てしまう音はどうしようもないですが、話し声やお菓子の袋を開ける音など、防げる可能性がある音については、厳禁です。どれだけ推しがかっこよくても、隣の方とのひそひそ話はグッと我慢。今は基本飲食禁止なので問題ないかもしれませんが、お菓子は開演前や幕間に会場の外で。

3.背中は常に、背もたれと友達

もう少しよく見たくて、ついつい前屈みになってしまう…わかります、推しの姿は1mmだって見逃したくない。でも、これをされると後ろの方、本当に見えません…気付いてしまったが最後、前の方の頭のことで頭がいっぱいになり、正直ストーリーどころの話じゃない。よりにもよって、その前の方の頭で見えなかったのが、今日はこのために来ました!っていう推しの姿だったら…なんて、想像するだけで耐えられない…背中は背もたれ、浅く座るのもNGです。

4.会場内での撮影禁止

宝塚劇場のように、客席内での写真がOKの会場もありますが、そういった例はとても稀。開演前の緞帳であっても、基本は撮影NGです。たまにこの舞台観に来たよ〜とお写真上げられている方をお見かけするので、念のため…

どれも、作り込まれた世界観を守るためのルールです。難しく考えず、まずは舞台を作り上げている全ての方への敬意を払うことが大切なんじゃないかなと思います。

ルールを守って、皆がハッピーな観劇タイムにしたいですね。

 

舞台用語

知らないと困ることは全くないけど、知ってたらちょっと嬉しくなっちゃう(かもしれない)、そんな用語をご紹介。

上手:かみて。客席から見て、舞台の右側。

下手:しもて。客席から見て、舞台の左側。

カテコ:カーテンコール。物語が終わった後、観客が盛大な拍手を送り、一旦退場した出演者を舞台上や幕前に呼び戻すこと。

スタオベスタンディングオベーション。素晴らしい舞台への賛辞を込めて、立ち上がって拍手を送ること。通常、初日や千秋楽でよく見る光景です。

マチネ:昼公演。2回公演のうちの1回目を指すことも。

ソワレ:夜公演。2回公演のうちの2回目を指すことも。両方通しで観ることを、マチソワと言ったりもします。

緞帳:どんちょう。客席から舞台を隠すための幕。席に着くとまず目に入ってくる、アレです。

幕間:まくあい。1幕と2幕の間の休憩時間。

千秋楽千穐楽とも。元は江戸時代の歌舞伎や大相撲から来ている言葉。最終日、オーラス、どちらの意味もあります。略して「楽(らく)」と呼ぶ方も。

前楽:まえらく。楽の前日もしくは前の回。

中日:なかび。公演の折り返し。これを過ぎると、ひと山越えた感があります。

暗転:幕を下ろさず、舞台を暗くして場面転換を行うこと。

板付き:幕が上がった時点で、既に演者が舞台上にいる(舞台袖から登場しない)こと。

ちょっと細かいものもありますが、このあたりさえ押さえておけば大丈夫。ドヤ顔で使ってみてください。

 

おまけ

変な目立ち方をするのはマナー違反ですが、私ここで観てますよ!ってそれとなく主張するぐらいならありだと思ってます。だって、せっかくの機会なんだもん。

そんな時におすすめなのが、白系のお洋服。真っ暗な客席の中で、白っぽい色はぼんやり浮かんで見えるらしいので、白系トップスをお持ちの方は是非。

そして、オペラグラスを使うこと。オペラが照明に反射して光るので、演者さんから見ても、どのオペラがどの方向を向いているのかは結構しっかりわかるんだそうです。

だから、オペラ越しに目が合ったのなら、それはよくある"半径5m以内の人皆目合った"現象ではなく、本当に目が合ってます。自信を持って、推しと目が合ったよー!!と報告してください。

ただし、オペラを使いすぎると全体が見えなくなってしまいがちなので、要所要所で使うことをおすすめします。

 

 

以上、簡単ですが、10年舞台を観劇してきて学んだことをまとめてみました。

少しでもお役に立てれば嬉しいです。

今回は観に行くことはできませんが、皆さんが舞台を楽しみ、素敵な時間を過ごせることを、心から願っています。

 

本日も、お読みくださりありがとうございました!

えっこれセクゾなの?世界基準のSZソング5選

セクラバさんにとっては当たり前すぎる事実ですが、Sexy Zoneって、楽曲がとてもいい。

ファンの私が言うのだから、もちろんどうしたって贔屓目は入ってしまって説得力皆無かもしれないけど。

それでも、騙されたと思って1回黙って聴いてほしいんだ!!と、叫びたいほどには良曲揃いです。

 

例えば、セクゾの曲を全く知らない方とドライブをするとして、その車中で流したら、「この曲いいね!誰の曲?」と高確率で聞かれるであろう、そんな曲たちを今回はご紹介したいと思います。

 

今回のラインナップはこちら!

何が凄いって、これ全部全編英語詞曲なんです。

しかも、そこらへんの男の子がちょいと洋楽歌いました、なんてもんじゃない。

ちゃんと世界を見据えて、世界基準の楽曲に仕上がっているところが、もう本当に素晴らしい。

またまた〜どうせジャニーズでしょ?と斜に構えてらっしゃる方にこそ差し出したい、そんな5曲を集めました。

 

RIGHT NEXT TO YOU

2ndベストアルバム「SZ10TH」収録。

2021年上半期、最もJ-pop界を揺るがせたと言っても過言ではない(らしい)、Sexy Zoneの代表的な英語詞曲。

ちょうど私がセクゾ沼のほとりでウロウロしていた頃、後ろから勢いよくタックルし、私を沼へと突き落としてくれたのは、間違いなくこの曲です。

何と言っても、イントロから溢れる"なんかいつもと違う感"

Aメロ、Bメロと来て、サビで一気に盛り上がるのか?とワクワクしていたら…

あれ…?なんか一気に音減った…?

この、良い意味でこういう曲調来るんじゃないの?な予想を見事にぶった斬ってくれるところが、逆に新鮮で、スタイリッシュで、めちゃくちゃかっこいい。

同じメロディでも、ラスサビになるとまた音が増えて賑やかになり、クライマックスに向けて盛り上がっていく…そんな素晴らしい構成。

 

音楽評論家でも何でもない私ですら、この曲はJ-pop界の革命児的存在かもしれない、とわかるぐらい凄いのだけど、MVもまたちょっともの凄いんです、これ。

注目していただきたいのは、ケンティーがバスルームで佇むシーン

壁に描かれた沢山の落書きの中に、5人の名前にちなんだ文字「菊」「健」「マ」「利」「松」が紛れています。

その文字たちの間を縫うようにスプレーで描かれた大きな"SZ"。

そのSZという書き順の通りに、それぞれの頭の音を繋げて読むと…「きけまりまつ」

つまり……

 

 

 

聴け、マリ、待つ。

 

 

おいおいおい…ちょっとこれは…泣いてまうやろ…

初めてこのカラクリを知った時、びっくりして、恐ろしくて、感動して、鳥肌が立った。

こりゃあ、どえらいもんが世に放たれてしまったぞ…と。

 

もちろん、真相はわかりません。

でも、「RIGHT NEXT TO YOU(あなたのすぐ隣にいるよ)」という歌詞、マリウスのメンバーカラーを取り入れた衣装…信憑性は十分高いんじゃないだろうか。それに、そうやって信じる方が、何倍も楽しい

かしこまった形ではなく、あくまでサラッと軽やかに。曲に乗せて届ける、今少しお休みしている彼へのメッセージ。

それが、絶妙にセクゾらしいなってたまらなく胸がぎゅっとなって、全部丸ごと引っくるめて大好きな1曲です。

 

Small Love Song

18thシングル「RUN」通常盤収録。

Sexy Zone初めての全編英語詞曲

初めてにしてはかなり攻めている楽曲なんじゃなかろうか。

初め、メロディのあまりの壮大さに圧倒されて、一度聴いたきりしばらくの間お蔵入りしてしまったぐらいです。

でも、ふと改めて聴いた時に、あれ?なんか良いかも…?と思い、歌詞を噛み締めて聴くと、良い"かも"どころの騒ぎじゃなく、こりゃとんでもない名曲だな…と更に好きになる、私にとってはそんな曲です。

この曲、とにかく歌詞がこの上なく素晴らしい。メロディも壮大なら、その歌詞も同じぐらい、いやそれ以上に非常に壮大です。

一言でまとめるならば、「生命の尊さに感謝する」曲。

「生まれてきてくれた"君"という存在に感謝して、これから先"君"がどんな人生を送ろうとも、僕の心はいつもそばにいるよ」

とにかく真っ直ぐ、ストレートに生命の尊さを訴えかける、とてもメッセージ性の高い曲です。

 

そしてこちら、同時にマリウス無双ソングでもあります。

もちろん初めての英語詞曲ということで、ネイティブ並みに英語が得意なマリウスの比重が大きいというのもありますが、低くて重みのあるマリウスの声が、この曲により一層の重厚感をプラスしてくれている気がします。

末っ子マリちゃんが、歌で兄たちを引っ張っている……

そんなところにも勝手にグッと来てしまって、全方向から涙腺が刺激されるもんだから、もう大変。

 

個人的おすすめポイントは、Cメロラストの「Ah, ah, ah......」という吐息。(全然自信ないけど、勝利くんかな…?)

歌詞としては載っていないのですが、力強く生きる者たちの息遣いを表現しているようで、大好きなワンフレーズです。

 

この曲は、全世界のお母さん、お父さんに捧げたい

"壮大な"次元の愛を歌うこの曲を、僕の"小さな"ラブソングと表現する。なんて素晴らしいんでしょう…

最早好きとか好きじゃないとかそんな次元では語れない、後世へと繋いでいきたいSZソングです。

 

Arms Around Me

19thシングル「NOT FOUND」通常盤収録。

ちょっとジャニーズの域を超えてるんじゃない…?と思えてならないのが、こちらの曲。

これ、普通に全米ヒットチャート上位曲に入ってたって全然おかしくない。

 

「去ってしまった恋人なのか、はたまた好きな人なのか…を未だに忘れることができない男の物語」

内容自体はすごく切ないのだけど、ミディアムテンポのお洒落な洋楽テイストなので、どんな場面にも絶妙にマッチしてくれる、とっても優秀な子。

個人的には、この曲はSZ史上最高の子守唄ソングだと思ってるので、眠りにつく前に聴いて心を落ち着けるのがお気に入りですが、風磨くんは朝の準備をしながら聴きたいと。

それぐらい聴く方によって色々な解釈ができる、魅力たっぷりの曲です。

 

主旋律のソロ歌割りは、マリウス健人風磨勝利といった感じで、基本歌割りはシンメなふまけんに差があるのがこれまた珍しい。

じゃあ風磨くんは何をしているのか?今回の彼は、合いの手やフェイクをほぼ1人で担当しています。

これがまた、とってもとってもよい。低音から高音まで、風磨ボイスを心ゆくまで味わえるこの豪華さよ!

風磨担はもちろん、音楽好きな方も楽しめるんじゃないかな。

 

そして、タイトルの一部が入っている「Put your arms around me」という歌詞、サビ以外に9回(3回繰り返し×3箇所)出てくるんですが、それを全部健人、勝利、聡、マリの4人で担当しているところもポイント。

どれだけ未練があっても、意地でも「僕を抱きしめて」とは言わない風磨くん。

素直に「抱きしめて」と言葉にはするけども、消え入りそうな切なさはなく、さらりと語りかけるような、四者四様の「Put your arms around me」。

この対比も素晴らしい。

 

ラスサビ2回目の繰り返し、「Put your〜♪」で、タンタン、と転調するところもお洒落がすぎるし、それによってラストが更に盛り上がるので、何度聴いても惚れ惚れしてしまいます。

 

聡ちゃん復帰後初のシングルということで、5人でお届けしてくれる、冬に聴きたい素敵なラブソングです。(私は年中聴いてるけどね!)

 

Fever

20thシングル「LET'S MUSIC」通常盤収録。

これはもう本当に大好きで大好きで、あまりにも好きなので、1記事丸ごと語っております。笑

ここではこれ以上語りませんが、今でも1日に1回以上は必ず聴いてます。

メロディがお洒落な雨音のようにも聞こえるので、雨の日に聴くのもおすすめ。憂鬱な日も、この曲を聴くと大人の余裕で楽しめる。そんな気がします。

何だろう、このポップでもクラシカルでもない、言葉にできない絶妙なエモさにどうしようもなく惹かれてしまう、そんな1曲です。

 

Heat

21stシングル「夏のハイドレンジア」通常盤収録。

これも、「夏のハイドレンジア」が発売された際にカップリングの1曲としてご紹介しています。

普段セクゾどころかジャニーズ自体全然聴かないといった方からも好評なこちらの曲。

私も大好きです。

疾走感のあるサマーソングと思いきや、「ひと夏の恋を冬になってもまだ引きずってる男のお話」なので、これからの季節もまだまだ大活躍の予感です。

 

 

 

 

 

以上、Sexy Zoneが歌う、全編英語詞曲5選のご紹介でした。

全部が全部見事に神曲で、一カップリング曲として眠らせておくには、本当に勿体ない。どうにかこの曲たちを少しでも広く知らしめるためにはどうしたものか…と日々頭を悩ませています。

 

ファンの方には、

どうだ!うちのセクシー凄いだろ!

ファンではない方には、

えっこれセクゾの曲なの?Sexy Zoneって、もしかしてちょっと良い…?

と思っていただけること請け合いの、Sexy Zoneと Sexy Loversが自信を持ってお届けするこちらの5曲。

 

ファンになるまではいかなくたって、「セクゾの曲、なんかいいな。」って気付いてくれて、街中でSZソングが流れていたら耳を傾けてくれる。

そんな人が1人でも2人でも増えてくれたら、こんなに嬉しいことはないよなぁと願いを込めて、今回はこの辺りで終わりにしたいと思います。

 

本日も、お読みくださりありがとうございました!